映画館デビュー
週末や夏休み等の大きな休みを利用して、子どもと一緒に映画を観に行って良い思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
映画館デビューに向けて
・子どもの年齢について
映画に連れて行く子どもの年齢としては、ある程度集中して映画を観ることのできる3歳頃からが良いでしょう。ただし、映画館には多くの赤ちゃん連れのママ(兄弟で3歳以下の子を連れたママ)も訪れています。
・映画のストーリーについて
親が予めストーリーを良く吟味して、子ども向けで好みのアニメ等(例えば、怖い内容を含まないもの)を選びましょう。
たとえば、子どもに大人気のアンパンマンの映画は映画館デビューにおすすめです。映画冒頭には子どもがアンパンマンたちと歌って一緒に踊って楽しめる部分があります。小さいオモチャももらえることもあり、子どもが喜ぶこと間違いなしです。劇場には赤ちゃん連れのママも多く訪れています。
・健康等への影響
日本弱視斜視学会によれば、斜視の素因を持つ子どもの場合、物を立体的に見る力が完成する6歳までに3D映像を見ると、ごくまれに斜視になる可能性があるため、注意が必要です。
子どもにとってのメリット
・子どもの脳への刺激
映画を観てワクワクドキドキする体験は、子どもの脳に刺激を与え、想像力を豊かにすること間違いなしです。
また、映画のストーリーに触れることで、子どもの新しい知識を得ると共に、好奇心を刺激することができます。
・親子のコミュニケーション
親や大人と一緒に映画を観て内容を共有し、感想を話し合うことにより、自然にコミュニケーションを取ることができます。
映画館で気を付けること
・体温調節
体温調節を上手にできない子どもにとって、館内は冷房が効きすぎて寒いと感じてしまうこともあります。防寒着やブランケット等を持参すると良いです(ブランケットは、館内に置いてあることもあります)。
・食事等
子どもにとって、腹ペコ状態は最も避けたいことです。映画に集中するためにも、上映中ではなく、上映前に軽食を取っておくと良いです(食べ物や飲み物を持参して館外で飲食することにより、出費を抑えることもできます)。
・トイレ
子どもは、上映中にトイレへ行く可能性が高いです。上映前にトイレの場所を確認しておくだけでなく、入口付近や端の座席を指定することにより、上映中でも他の人々を気にせずにスムーズにトイレへ行くことができます。
・マナー
上映中はお話をしない、大きな声を出さないなど、公共の場におけるマナーを教える良い機会です。
■参考
映画が子どもの発達につながる!知識や体験を増やす見せ方のポイント | 保育のお仕事レポート
関連するSNSのコメント