母乳と生理の関係
産後の生理は、7~8割の人が産後8か月までに再開すると言われています。生理再開によって、母乳にも様々な変化が出る場合もあります。
授乳による生理への影響
一般的に、完全ミルクより完全母乳で赤ちゃんを育てているママの方が、生理の再開が遅いと言われています。これは、母乳を作るためのホルモンであるプロラクチンには、母乳の生成を促すと同時に、排卵を抑制する効果があるためです。この影響によって生理が来ない状態を「無排卵月経」、もしくは「授乳性無月経」と言います。
ひと昔前までは、授乳中は生理が再開しないと言われていましたが、昨今は栄養価の高いの良い食事が摂れる環境にあるため、早めに再開する人も多くいます。
生理再開による母乳への影響
生理が再開すると、女性ホルモンが活発に出始めるのと同時に、母乳の生成を抑える働きもあるので、母乳の出が悪くなる可能性があります。また、生理中は貧血の状態に陥りやすく、それ以上の貧血を避けようと、同じく血液から作られる母乳の量を減らそうと身体が働くことがあるようです。
ホルモンのバランスの変化により、母乳の味が変化し、赤ちゃんの飲みが悪くなる場合もありますが、医学的には明らかにされてないようです。
参考
2016/10/05 更新
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